#128
冬子は佐世保に着いて恒夫の働いてる藤井伯父さんのバーガーショップを訪ねる。
恒夫からの電話の後すぐ夜行に乗ってきたのです。
シャトーでは米原も和人たちのことを心配していた。
パン工場では春男、工場長、喜介も心配してます。
喜介の手には和人の象徴みたいな風車。
和ちゃん、みんな心配してるんだよ。
1人で抱えなくてもいいんだよ。:゚(。ノω\。)゚・。
恒夫のところに和人から電話がきた。
(恒夫)お前何してんねん?お前来んのずっと待ってんのにいつ来んねん。もうええてどういうことや。もう決まったってどこで働くねん。
そして冬子が心配して来てることを話して電話を替わる。
(冬子)もしもし和ちゃん?今どこ?どこにいてんの?
(和人)冬ちゃん、何で来てん?
あの子らが心配で、和ちゃんも心配で。何で黙って行ってしまうの?何があったん?
冬ちゃんは何も心配せんでええねん。
そんなん無理やわ。とにかく会うて話しょ。な、どこにいてんの?
冬ちゃんはかかわらん方がええねん。そのまま大阪帰って。頼むわ。
あかん。ずっとこっちにいてる。和ちゃんが会うてくれるまでずっといてる。和ちゃん、もう誰かてほっとかれへんねん。恒夫兄ちゃんかてお父ちゃんかて。
冬ちゃん、ごめんな。
電話を切ってしまう和人(´;д;`)
春男は政也がシャトーに様子見にやってきたのを見つける。
3人から問い詰められる政也。
政也は仕事中に死んでしまった同僚の子供たちのために会社の裏金を盗んだのだ。
裏金なので警察には届けられない。
お金は全部子供たちに渡して、母親を探し出して一緒に暮らせるようにするつもりだった。
だけど仲間に裏切られてやくざに追われることになったのだ。
政也も根はいいやつなんです。
やり方は間違ってたけど子供たちのためにという気持ちは本物です。
和人は預かってるお金が盗んだものだとは知らない。
和人はどこかの家で薪割りをしている。
子供たちも一緒だ。薪割りがとっても上手な和ちゃん。
四国のおばさんのところでもやらされてたのかな。
何か訳あり風な家の主人を見る和ちゃんのお顔がとっても綺麗で可愛い
冬子は静子と一緒に買い物に行く。
買い物していてもずっと和人のことを気にかけている。
和ちゃん、どこにいてんの?
つづく。
和人は昔の自分のような子供たちを守りたい。
そして政也から預かったお金がどういうものかは知らなくても、よくないものだということはわかってるんでしょうね。
だから冬子や周りを危ないことに巻き込みたくない。
大切に思ってるからこそのことです。
その和人の気持ちは痛いほどわかるんです。
だけどまだ二十歳そこそこの和人1人ではもうどうにもならない状況なんです。
そんな状況の和人に心配せんでいいって言われても冬子の言う通り無理です。
和人が迷惑かけたくないと思っていても、周りのみんなは心配するんです。
ほっとけるわけないんです。
和ちゃんの周りには優しい人がたくさんいる。
和ちゃんのことを思ってくれてる人がたくさんいる。
人の優しさを素直に受け入れることも大事なんだよ。
もっと周りに頼ってもいいんだよ。
そのことを和ちゃんに気付いてもらいたい。