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てるてる家族 #130 和人との再会

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#130
 
黒島に着いた冬子と春男は和人と再会する。
 
(冬子)あ、和ちゃん…。
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和人を見つけた時の冬子の顔がちょっと泣きそうになってて可愛い。
会えて嬉しい気持ち、安心した気持ち、いろんな感情が混じってるんだと思う。
 
(春男)無事でよかった。お前に大事な話があんねん。
(和人)兄ちゃんのことですか?
 
冬子は春男が話をしやすいように子供たちを誘って海へ遊びに行く。

 

ここで働いてたんか。

ここに泊まってるうちにお金がなくなってしもうて、仕事見つけて返すから言うたら、ここで働けへんかって宿屋の女将さんが言うてくれはって。

ええ人に会うてよかったな。

 

それから春男は世間話をしてなかなか政也の話にならない。

言い出しにくいんでしょうね。

 

大将…。

あ、そやな。…お前兄ちゃんからお金預かってたやろ?それ使ったか?

…それは使ってません。どういう金かわからんし。

大将は知ってはるんですか?

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和ちゃんがギュッと拳を握る。
その仕草でも和人の気持ちがわかるようです(´;д;`)
 
えっ?実はな、政也が来たんや。あのお金はな、何て言うか…あの子らの親父さん見捨てた会社から…いわゆる…黙って持ってきたもんやねん。
やったことは確かに悪いことやけど、政也は仲間に裏切られてもその金あの子らにそっくり届けたんや。その気持ちだけはわかってやってもええんやないか?
わかってもしょうがないです。
そんなお金であの子らに何ができますか?
昔賢作兄ちゃんが俺らのためにやったことと同じや。
政也もギリギリんとこでやったことや。お前は警察行って助けてもらうしかあらへんねん。
それで兄ちゃんは今どこに?
どっか行ってしもうた。ひょっとしたら佐世保に来るかもわからへんけどな。その前にお前が警察行かなあかん。これでもし政也がけったいな連中につかまってしもたら…
わかりました!←春男の話を遮るように大きな声で
大将は冬ちゃんと大阪戻ってください。
和人…
お願いします。
 
春男の優しさと和人の辛い気持ちが手にとるようにわかって胸が痛い。:゚(。ノω\。)゚・。
 
 
冬子と子供たちが海へ行くと宿の主人が釣りをしてる。

子供たちは宿の主人に嫌われてると思って怖がっているけど冬子は気軽に話しかける。

 

冬子は自分も和人も子供たちの友達だと話す。

おじさんとも友達になりたいなぁ。

 

そして子供たちの父親は死んで母親はいなくなったことも普通に話す。

あ、そやからいうてかわいそうに思わんといて。あの子ら強いねんから。

かわいそうに思わんと友達になったげて。

な、ええでしょ!

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冬子のこの明るさと誰とでも友達になろうとする人懐っこさがいい。
 
冬子と子供たちは宿の主人と一緒に釣りをして帰ってくる。
子供たちもすっかり打ち解けてる。
 
春男は和人にとにかく明日恒夫のところに来るように言う。
 
和ちゃん、ほなね。また明日ね。
うん。
明るく普通に言う冬子に和人も柔らかい表情で頷く。

 

そして冬子は拓夫と光樹にてるてる坊主を渡す。

たくちゃん、みっちゃん、これ持ってて。お守りや。ほなね。また明日ね。

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春男が留守の間は工場長と喜介が店をやってくれてる。
みんな力になってくれてるのです。
 
 
夏子はキャンペーンで全国まわっている。
明日は長崎でラジオの後にスケジュールの余裕があると聞いて照子は佐世保へ行こうと思い付く。
恒夫や静子に会える、夏子の生まれた家も見せたいと。
ここで全く別だった照子と夏子も佐世保に合流することになりますね。
 
 
藤井の叔父さんの店でハンバーガーを食べて感心する春男。
そこへ秋子からの電話。

 

米原が政也のことを知らせてくれたのです。

(米原)私が一緒に警察へ行きましてそこで全部話してくれたようです。それで明日警察の人がそちらに行くかもしれません。みんな事情知ってますから和人くんのことは安心してください。冬ちゃんにも安心するようにって。

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どないしたん?

もう大丈夫や。

 

 

つづく。

 
 
 
春男は政也を怒るだけでなく理解もしてくれてる。
そして和人がなるべく傷付かないようやんわりした表現で話してる。
春男の優しさと大きさに胸がジーンとなる。
 
和人の辛さもわかる。:゚(。ノω\。)゚・。
子供の頃から兄たちが世間に迷惑をかけて肩身の狭い思いをしてきたんです。
それでも和ちゃんは優しかった賢作兄ちゃんのこと大好きだったよね・°・(ノД`)・°・
政兄ちゃんのことも信じていたかったよね・°・(ノД`)・°・
 
冬子の太陽みたいな明るさはきっと周りも救ってくれる。
子供たちのことを”かわいそうに思わずに友達になって”ってサラッと言ってたけど本当に名言ですね。
 
冬子は和人に会った瞬間は泣きそうな顔をしていたのに、いつものように軽く話すのがいい。
和人の頑なな心を溶かすのは冬子しかいないと思う。
冬子の”また明日ね”って言葉は、もうどこにも行かないでねって意味でもある思う。
 
 
みんなが和人を思ってくれてる。
米原もかつては自分の家族から逃げていた。
工場長にも辛い過去があった。
 
岩田家のあたたかさに救われてきた人たちはみんな優しい。
 
 
明日明後日は和人の大事な部分です。
是非お見逃しなく。
 

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