あの時も仕事が辛うて、冬ちゃんの舞台見てたら、悩んでる自分がちっちゃ思えた。
冬ちゃんみたいにならなあかんて。今、自分がいてる場所で精一杯生きなあかんて。
冬ちゃんはあたしにそう教えてくれてん。ありがとう。
冬ちゃんに、あたしずっと憧れててん。
夏子姉ちゃん。ありがとう。
冬子は夏子の話を聞いて涙を流している。
その言葉、あたしの一生の宝もんや。
大晦日前日、パン工場にローリーがやってくる。
これからライブハウスに歌いに行くところです。
こんな暮れまで歌いに行くの?
(ローリー)いつまで地球にいられるかわかりませんからね。
(工場のみんな)ええっ??
工場のみんなに説明しようとするローリーを冬子が止める。
あかんあかん!何でもない。何でもないで。

冬子はローリーを工場の外へ連れ出して話する。
あんたまだ本気にしてんの?
僕が人間でも宇宙人でも
僕は僕やないですか。
やっと僕は気つきました。何で僕がこの星にやってきたのか。
それはこの星の素晴らしさを宇宙に伝えるためやったんです!
人の心は必ず人に伝わります。
思いやり・優しさ・愛、それがこの星の美しさなんです。
冬子が照子に話をする。
みんな緊張してます。
それで、話ってなんやの?
どない思う?
シャトーでなくなるいうことか?
そう、そうしたいねんけど。あかん?
しばらく間があって照子の険しそうな顔が映る。
からの~
ええんちがう?
あっさり認めた照子に拍子抜けでみんなずっこける。
そのこけっぷりが吉本芸人並みのクオリティでした
あんたのやりたいようにやりなさい。
お母ちゃんありがとう。
年明けから動きたいという冬子。
そしたらあれやね。明日がシャトーの打ち上げやね。
夏子が最後にテレビジョン付き喫茶店の幕を引いてくれるんやわ。これ以上のこの店の幕引きはあらへんね。
シャトーは照子の作ったお城です。
そして明日この小さいテレビの照子の大きな夢が花開くのです。
つづく。
今回は照子の子離れと夏子の独り立ち
夏子冬子の姉妹愛と言う感動話と
ウルトラマンコスモスなローリー( ´艸`)
てるてる家族は15分でいろんなもの入れてくるな。
制作スタッフの遊び心も感じるけど、それぞれちゃんと意味があるところがよくできてる。
冬子は子供の頃からずっと自分らしく生きています。
だけど照子にかまってもらえる春子や夏子のことを羨ましく思ってたこともあると思う。
才能ある姉2人に憧れていたと思います。
その夏子からの言葉は本当に嬉しかったでしょう。
感動的なシーンでした。
ローリーの話はウルトラマンネタではあるけど意外と深い部分もある。
事情を知らない和人が嫉妬してる様子は今後に繋がる伏線にもなると思います。
シャトーの幕引きが夏子の紅白出場でよかったと思います。