落ち着いてきたので結局書く。
2話最後の病院の待合室の会話だけ聞こえてた部分
これが3話では美知留と宗佑の様子が流れるんです。
同じシーンだけど違う角度から見る。
こういうところよくできてると思います。
2時に終わるから3時には帰る。
そういう約束だったよね。
タケルもやってきて宗佑を止める。
瑠可に何で殴ったのか聞かれても平然と殴ってないと嘘をつく宗佑。
美知留を見る目が鋭い。
宗佑は病院からの帰り道で美知留に言う。
あいつとはもう付き合うな。
瑠可が退院するシーンがカットされてます。
父親と2人のシーンです。
瑠可が子供の頃に木登りして落ちて手を骨折した話。
瑠可の父は子供の頃から瑠可がすることに反対することなく見守ってくれてる。
瑠可が美知留を心配しても
美知留は宗佑をかばうんです。
宗佑は優しい人で自分を愛してくれてると。
モトクロス練習場で瑠可を見ている宗佑。
まず後ろから背中が見えて
正面は陰から少しずつ見えてくる。
宗佑登場の仕方や音楽の入れ方はいつも恐怖心を煽るように演出されてる。
今回も店の前で待ってる宗佑
手には煙草を持っている。
同じ場面でも回を重ねるにつれ怖くなってる。
仕事が終わって急いで帰っても宗佑は部屋に入れてくれない。
開けないよ。
僕を待たせた罰だ。
そこで反省してろよ。
仕事なのわかってるのに理不尽過ぎる。
宗佑の手に傷ができてる((((;゚Д゚))))
どうしたのそれ?
煙草。
今日、君を待ってる間に3本煙草吸った。
この台詞の言い方が淡々としていて絶妙なんです。
自傷行為を平然と言う宗佑の狂気にゾッとします((((;゚Д゚))))
食事のシーン。
宗佑が夕食を作ってくれてる。
最初は普通の会話なんですが…。
約束守ってくれてる?
男性客の髪を切ってないか聞く宗佑。
そもそもそんな約束自体が無理なんだけど
美知留も余計なこと言わなきゃいいのに言っちゃうんです。
でも、もし切ってたら?
この一言でで宗佑が変わる。
切ったの?
切ったのか?
美知留を突き飛ばす宗佑。
君は約束した。
切らないって。
男の客と僕とどっちが大事なんだ?
宗佑に決まってるじゃん!!
この美知留の言葉で宗佑もちょっとひるんだよね。
美知留も宗佑を愛してるんです。
なんでわかってくれないの?
宗佑に決まってるじゃん。
すがりつく美知留。
宗佑は殴る衝動を抑えようとしている。
唇噛んで我慢しようとしてるんです。
何とかこの時は美知留を突き放すだけで済んだからまだよかったけど…。
2度とやるな。
いいな。
2度と男の髪は切るな。
宗佑は美知留を自分だけのものにしたいんだろうけど
やってることは滅茶苦茶で間違ってる。
美知留は美容師という不規則な仕事なのに
宗佑のために定時であがりたいとか男性客につきたくないとか言って
職場でもだんだん立場が悪くなっていくんです。
そんな状況で瑠可の存在は美知留の心の支えになっていく。
美知留はアルバムの瑠可の顔がマジックで黒く塗りつぶされてるのに気づく。
それを見る宗佑はもはやホラー((((;゚Д゚))))
なんで瑠可の顔にこんなことしたの?
こいつは君に近づいちゃいけない女なんだ。
こいつは女じゃない。
男みたいな目で、男の目で君を見てるんだ。
ある意味宗佑は鋭い。
おかしいよ宗佑。
おかしいのはあっちだ。危ない女なんだ。
違うよ!!
昔からやつは君のことを狙ってたんだ。
やめてよ!!
私は宗佑の奴隷じゃないんだよ。
宗佑のために何だって我慢できると思った。
だけどこれだけは譲れない。
私の瑠可のことを…
悪く言うのはやめて!!
私の…
瑠可。
宗佑のスイッチ入った時の目が怖い((((;゚Д゚))))
彫が深くて目元に影ができるのが怖さを強調してる。
私の瑠可って言ったな…。
ここは2話の私の美知留と対比させてるのが演出としてうまいなと。
瑠可の私の美知留は私の大事な愛する美知留で
美知留の私の瑠可は私の大事な友達の瑠可。
同じ『私の』でも意味が違う。
宗佑はそれに気づいてるけど美知留はまだ何もわかってない。
瑠可の想いも苦悩も。
この後は手をあげるところまででDVシーンはなくてほっとしたけど
シェアハウスに逃げていった美知留の顔の痣が
今までとは比べものにならないほどの酷い暴力を受けたのがわかる。:゚(。ノω\。)゚・。
それを見ただけでずっしりと心が重くなるんです。
そして次へ続く。
宗佑のところしか書いてませんが
瑠可やタケルの苦悩も描かれてます。
マグカップもそうだけど
鍵もこのドラマで象徴的なものになってます。
宗佑のやってることは絶対に許せません。
でもこれはドラマなのでそういう設定なわけで…。
ホラー宗佑はキャラとして見られたらいいかも。